生きろ。
良かったー、生きてたよーーーーー!!!!!
三月初旬のとある日の、わたくしB子の心の叫びを表現してみましたよ、こんにちは。
いえ、実際に声にも出てましたっけ。
「社長ー、生きてたー!!!」って。
別に社長が行き倒れていたわけではありませんけどね?
2016年の春、現社屋の工事が始まる直前の空き地で、一本の白い水仙が風に揺られていたそうです。
工事が始まると土が掘り返されるので、間違いなく生き残ることはできません。
その様子をたまたま目にした社長が球根ごと持ち帰ってきたので、一時避難として旧事務所の花壇に植えて命を繋ぎ、生まれた土地にもう一度戻すために球根は台所用のネット袋に入れて吊るしておきました。
ところが水仙の植え付け適期を過ぎても、花壇どころか社屋さえも完成を見ず。
仕方ないので球根は翌年まで寝かすことに。
そして昨秋、ようやく再び植え付け適期が巡ってきましたが、多分その頃には社長も球根の存在をコロッと忘れていたと思うんです。
これはもう駄目かもと思うくらいに球根はカサカサに乾燥していて半ば諦めの状態だったので、がっかりしたくなくて誰にも気づかれないうちにこっそり植えたのですが、案の定3月が近くなっても芽が出ないのでやっぱり無理だったんだなと。
それなのに嬉しいことに、3月に入って息を吹き返して芽吹いたんですよ!
名付けて水仙ジャックです。(←花と課長のどちらも白かったからなんですが、なんだか切り裂きジャックみたいだなあ)
もちろん社長には、「ニラと間違えて抜かないでくださいね」としっかり釘を刺しておきました。
これからは花壇の片隅で、球根が増え過ぎて混み合わない限りは植えっぱなしにする予定です。
花後に葉が枯れるまで、社長にはみっともないからどうにかしろとか言われちゃいそうですが、球根を育てるためだもの気にしなーい。
この地に根付いて、仲間をたくさん増やしてくれるでしょうか。