桜流し
こんにちは。
9日の日曜日を逃すと今年はもう桜を見る機会がないと思われるので、今度こそ見るのだと張り切っていたのですが、あいにくの雨。
本当に桜の季節は雨が多いですよね。
今日もやはり雨が降っています。
桜流しは雨が桜の花を散らす様子を表した季語だそうで、ぴったり当てはまっている気がしたので記事タイトルにしてみました。
別に宇多田ヒカルの歌のタイトルからじゃないですよ~。
ここまで書いて横槍が入りました。
「『桜流し』って歌があるの?『精霊流し』じゃないの?(それはさだまさし。)季語?おれ、そうめん流ししか知らね。(をい)」
……社長ぉ。
コホン、気を取り直して続けましょ。
新社屋で迎える初めての春。
風に飛ばされたらしいピンク色の花弁が、新社屋の通路にも落ちています。
その愛らしいピンク色を見ながら、季節の移り変わりを写真に残せたら素敵だよねなんて思うんですが、いかんせん、感性的にも技術的にも才能の欠片もない私です。
憧れつつも、なかなか手が出せないでいます。
今度、NHK『趣味の園芸』の花の写真の撮り方を解説する新コーナーを参考にしながら、挑戦してみようかなあ?
と、ここまでは長い前振りです。
というのもですね、うちの社長の趣味がカメラなんです。
もともと仕事上で工事の施工写真を撮るようになってから興味を持ったそうですが、そこから趣味としても楽しんでいたようです。
社長は年齢的にデジカメよりフィルムカメラ、それも半世紀以上前のカメラが特に好きなのですが、世間がデジカメに移行してからは社長に古いフィルムカメラを譲ってくれる人もいるようです。(というか社長コレクションの中の1台は我が家にあった古いカメラですが。他にもそんな経緯でコレクション入りしたカメラがあるのです)
せっかく集めたコレクションだから、誰かに見てもらいたい。
そんなわけで自慢をしたい社長は社内に飾っているんですよ。
こんな感じで。 ↓
「見てよ、このカメラすげえだろう」とか、「このカメラは世界に4台しかないんだぞ」とか、「以前お宝鑑定団に申し込んだけど抽選で外れたんだよな」とか……、社長のカメラ自慢で私たち社員は耳にタコができていますけどね。
社長コレクションの中に、個人的に「ちょっと好きだな」というカメラもあるにはあるのですが、私などはカメラは使える分だけあれば十分じゃないかと思うタイプなので、正直、あのコレクションは無駄にしか見えないんです。
だからって「邪魔だよぉ」なんて言ったら、社長はきっと怒るでしょうねえ ^^;
社長のカメラ自慢による、私たちの被害を最小限に食い止めるため、どなたか、コレクションを見に来てあげてくださ~い。
ほんと、これ、私たちには切実なんですよ、もぉ……。