新社屋・サイディング工事が始まりました

こんにちは。
先日、ようやく涼しくなってきたと言ったばかりなんですけど、昨日は夏日になりましたね。
朝から暑くなりそうだと思ったので夏用の制服を着ていましたが、半袖にして正解でした。
そしてまた、明日の予想最高気温も28℃だそうです。
10月も下旬になろうというのに、この暑さはどういうこと?
どうか皆様、気温の波に翻弄されて風邪など引かれませんように。
 

新社屋工事ですが、1~2階部分はシャッターとサッシ取り付けが終わり、サイディング工事も始まりました。
こちらのサイディングは、アイジー工業のガルスパンNEO-J フッ素 オータムレッドを使っています。
名前からも分かる通り、ガルバリウム鋼板を使った金属サイディングです。
金属サイディングは、傷がつきやすい・塩害被害を受けやすい・サビといったデメリットがありますが、表面が金属なので水分を吸い込まないので、水分を吸いやすいセメントと繊維質が主原料の窯業系サイディングなどより、凍害被害には強いというメリットがあります。
ちなみに凍害というのは中に染み込んだ水分が、凍結と融解とを繰り返すことによって、素材が劣化してしまうことです。
他にも金属サイディングでは、軽いので建物に負担が少ない、裏面に断熱材が使われているので断熱性に優れているという点もメリットとして挙げられます。

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通路下の軒天(軒裏天井)との兼ね合いがあるので、現在、サイディング工事はこの状態で止まっていますが、軒天部分は急ぎ工事中です。

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以前も載せたパースの再掲です。

新社屋パース
 

次回以降のお楽しみになりますが、3階と通路部分の外壁はニチハの窯業系サイディングを使用します。

窯業系サイディングは普及度の高さもあって、レンガ調・ストーン調・木目調など、デザインのバリエーションの豊富さが魅力の一つに挙げられます。
その中から、新社屋の3階部分には、四方合いじゃくり仕様のFugeというシリーズの、レスペンタル・ライツライトグレーを選びました。
2枚の合わせる板をそれぞれ厚みの半分ずつ削り、相互に張り合わせる方法を合いじゃくり接合といい、またその半分削り取った部分を実(さね)と呼びます。
従来のサイディングの実は、上下の二方向にしかありませんでした。
こちらは四方に実があるため、左右の接合部のシーリング目地が大幅に減り、継ぎ目が目立ちにくいのです。

また通路部分には、NOHASシリーズから木目調のキャスティングウッド・ノースグリーンを使用します。
こちらは従来通り、実は上下の二方向のみです。
二つを見比べることで、通常仕様と四方合いじゃくり仕様の違いを理解していただけるのではないかと思っております。
 

それでは次回をお楽しみに!

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