やっちまった、大掃除。サッシの“あの部品”って何て名前?

B子です、こんにちは。
年末が近付くと、手が空いたときに少しずつ掃除を進めています。普段は問題なく終わるのですが、今年はちょっとした“事件”がありました。窓まわりのレールを拭いていたA子から、小さな声で「……あ」と聞こえてきたんです。ただならぬ気配を感じて見に行ってみると、レールの上に見知った小さな部品がコロンと転がっていました。状況を理解した瞬間、固まったのは彼女だけではなく、私も同じ。「これ、外れていいやつじゃないよね……?」と二人でしばらく無言で見つめてしまいました。

今回うちで壊れてしまったのは、窓枠のレール上に付いている「排水キャップ」という部品です。普段はあまり意識しないパーツですが、レールの端にある“水抜き穴”をカバーしてくれている大事な存在。本来は、角のような小さな突起(ツメ)がレールに引っかかって固定されているはずなのですが、今回はそのツメがポキッと折れて、排水キャップと一緒にレールの上に転がっているのを発見……。

見た目は小さな部品ですが、これがないとレール内に水やゴミが入りやすくなるため、意外と重要なパーツなんです。
今回壊れたのは LIXILのデュオPG というシリーズのサッシ。実は、同じLIXILでもデュオPG、サーモスなど、シリーズごとに排水キャップの形が違います。そのため、「LIXILの排水キャップください」では部品が特定できません。案外、自宅のサッシの品名を覚えていない方も多いのでは?個人的なことですが、我が家も中古住宅だったので、あんまり気にしていませんでした。サッシのシリーズ名は部品特定にとても重要ですが、意外と気づきにくい場所にあることが多いので、探すときは窓の上下をチェックしてみてください。ちなみに今回のデュオPGは、窓の上部にシリーズ名のシールが貼ってありました。

排水キャップを取り寄せるには、「サッシのシリーズ名(型番)」、「壊れた部品の写真」が揃えば、部品の特定がかなり早くなりスムーズです。

大掃除では、普段触らないレールの奥まで掃除することが多いので、今回のように小さな部品が“うっかり外れる”ことがあります。
もし同じようなことがあったら、慌てずに部品の写真を撮っておくと安心です。

それでは、今日はこの辺で。
また次回をお楽しみに!