外壁塗装施工例Ⅰ
こんにちは。
今回は外壁塗装工事のご紹介です。
実はこちらの工事、施工前の写真を撮り損ねて、2年近く前の外構フェンス工事の時の写真しか残っていないのですが……。
施工後の希望イメージは爽やかで明るく。
ところで色を選ぶ際に活躍する日本塗料工業会発行の塗料用標準色の色見本帳というものがあります。
それを使えば、通りすがりに素敵な色の壁を見つけた場合、もちろんそのお宅の許可を頂いてからではありますが、色見本と並べて近い色を探すこともできますよ。
大抵のお客様は塗料メーカーが出している定番色からお選びになりますが、少々割高にはなるものの、ご希望があれば塗料を調色依頼することで塗料用標準色見本帳の色を指定することも可能です。
その気になりさえすれば、海外の、例えばベネチアンレースで有名なブラーノ島の家のような、鮮やかな壁色への大胆なイメージチェンジだってできちゃうんですよね。
さて今回は、柄のはっきりしたサイディングの方は色を残してクリア塗装にすることが即座に決まり、屋根部分と残りの壁部分はそれに合う色を選ぶということになりました。
(クリア塗装は元々の壁の色を生かす塗装です。傷みの強い壁に塗装しても傷んだ壁がそのままで残るため、10年前後のまだ傷みの少ない壁にお薦めの塗装です。)
どのあたりの色が合うだろうかとクリア塗装部分の壁の色と貸し出しの色見本帳を並べて検討し、それに比較的近い色を定番色の中から選択。
その結果、施工前の写真のピンクがかった外壁は、黄色寄りの白というかクリーム色へ。
元の色が分からないくらい色の褪めていた化粧スレートの屋根はフォレストグリーン。
爽やか配色の王道中の王道とも言える黄と緑の色合わせで、希望通りのナチュラルで軽やかな印象に生まれ変わりましたよ。
ただこちらの周辺は自然の多いのびのびとした良い環境ですが、その分どうしても土埃がします。
その環境下では本来希望の艶なし塗料は2~3年後に汚れが目立つようになることが考えられ、機能面重視で艶ありタイプに変更することとなりました。
また施工前の写真には屋根が写ってはいませんが、施工前から屋根の上に現役の太陽光発電パネルが取り付けられていました。
そのパネルを一度屋根から降ろして、施工後に再び取り付けるとなると手間がかかり、その分工事が割高になってしまいます。
そこで今回はパネルを残したままで塗装という方法を選ぶことになったのですが、弊社おすすめのつなぎ目のない屋根『渚』のカラーバリエーションにもグリーンはございます。
渚のグリーンは暗い灰がかった黄緑なので、今回塗装した色より落ち着きのある色合いにはなりますが、そちらもお薦めです。
よろしければ是非ご検討下さい。
それでは今日はこの辺で。